藤色のひと

お名前をお聞きし、その方のまとう空気を吸い込んだ瞬間・・・遠く懐かしく、やさしい藤棚の映像に包まれました。

 

それは、古い幹にフレッシュな花を毎年たわわに咲かせてくれる、藤棚・・・・

どんないい歳の大人も、赤子のように愛しそうにに抱きいれてくださるエネルギー。

遠くから見るとうす紫色・・・白から紫にかけた優雅なグラデーション。

 

自分の足元に集う子どもたちのおしゃべりに楽しそうに耳を澄ませ、おやつを広げる姿に「おいしそうね」と声をかけ、どんなあられもない姿も、つい涙が湧いてくるほど「いとおしそうに」眺める・・・限りなく深く、やさしい「おばあちゃん」の魂。

 

場所=その人、なのだと改めて気づきました。場所はその意識の在り方そのものを表すのですね。

だから、私は人に会いに行くように、その場所に会いに行きたくなるのですね。

 

12日の横浜すぴまでは、他にも多くの「古い魂」とお会いする光栄を得ました。

私を訪れてくださる方々の美しいエネルギーに私が癒された一日・・・

 

また、逢いに行きます。ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。