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「くそもれ~!」

:糞(クソ)がもれるほど悔しがる様 の意です。

 

あるとき、あまりの「くやしさ」に、私の口から漏れ出した造語。

きっと「くそったれ~!」または「なにくそ~!」てなことを言いたかったのでしょう。

 

あまりのことばの汚さに、言った私も、娘も笑いが止まらなくなってしまいました。

 

 

2月に入って毎日、娘と「トランプと花札」で真剣勝負しています。

 

一日に、神経衰弱・ババ抜き・花札(2回)の計4戦のみ!

どんな結果でも「もう一回!」は禁句なので、一戦一戦、大切に対戦します。

 

この勝負中は、湧いてきた感情をおさえずに発散していいというルール。

 

親子とて、いたわりは無用!

私が勝てば、思いっきりガッツポーズをして、全身で喜ぶようにしています。

 

ただ、実際のところ、私はなかなか彼女に勝てません。

昨日なんて最悪!4戦全敗!

 

 

「ああ~!!」

 

 

もう、ことばにならない想いが爆発!

札を撒き散らし、思いっきり物に当ります。

 

ほんとに自分でも情けなくて、悲しくて、もう泣きだしそう。

この歳で、こんな感情を体験するとは・・・力なき「くそもれ」です。

 

 

特に、神経衰弱で私が勝てるのは、きわめて稀。

 

直感・記憶力・集中力・余裕からバンバンめくり当てていく彼女。

同じ人間のはずなのに、なんだこの違いは・・・毎回、苦々しく見上げる私。

 

そんな中、先日すごくクリアに冴え渡っていたときがあり、やっと一勝!

 

 

「やった!! 勝っだぁー!」・・・天にも昇る喜び!

 

 

不思議なことに「悔しさ」も「悲しみ」も、そして「勝利の嬉しさ」も、

隠すことなく素直に表現することができると、

 

次の瞬間、そんな自分がどうにも「おっかしくて」、あまりの愚かさに「いとしくて」・・・・ブッっと吹き出し、笑いに変換されます。

 

これは、見苦しい「大人げない自分」を爆発させてあげられる、貴重なチャンス。

娘にとっては遊びでも、私にとっては「カードセラピー」か?

 

 

勝っても負けても、「スッキリ!」です♪