蝶・ときめき・木の葉

どこに住んでいても、我が家の玄関には、個性豊かな虫たちが尋ねてくる。

今回は、木の葉そっくりの「蝶」。

 

ちょっと前、娘と絵本を読みながら、

「まだ逢ったこと無いなぁ、コノハチョウさんに逢いたいねぇ。」などど、想いを馳せていたものだから、

 

実際、目の当たりにしたときは、「おおおお~!」

有名人に逢ったかのように、興奮が抑えきれず、写真をパシャパシャ。

 

ほんとうに木の葉にしか見えない、前羽。

山吹色にくっきりこげ茶の目模様がついた後羽。

 

なんてカッコイイー!デザインなんだ。

「機能美」とはこういうことだなぁ・・・♪

 

残念ながら、生身の発色の美しさは、

手持ちの粗末な携帯カメラの性能では収めきれず、

 

結局、わたしの肉眼と、触覚で必死に脳裏に焼き付けることになる。

 

ビロードのような羽質。まるで鳥の羽のように張りがあり肉厚だ。

それにしても・・・おもしろい頭の形してんなぁ・・・

 

図鑑で調べたら、「アケビコノハ」さん、でした。

 

 

・・・わたしの頭には、飛行機や虫に心ときめかす「少年」が乗っているらしい。

どういう訳か、自分たちの登場を嬉々として喜ぶ「少年の家」を、虫たちはズバリ探し当ててくる。