無条件の愛って?

今朝の「朝イチ」で、樹木希林さんが、人とのつきあい方のコツとして、

 

「自分にも他人にも期待しない・・・・だから、裏切りもないのね」 と、おっしゃっていたのがとっても印象的。

 

 

期待しないということの大切さ・・・、わたしも忘れないようにしているんですが・・・ついついね。

 

 

長野時代、3人の子どもをのびのび育ててる友人から聞いた話なんですけど、

その友人は、あるときふと、家でゴロゴロテレビを見ているダンナさんを見て・・・

 

「あぁ・・・この人は何の因果かわたしと一緒になって、単なる同居人なのに、わたしのため、わたしの子どもたちのために、毎月毎月お金を持って来てくれている」 ・・・ありがたいことだなぁと、思ったというのです。

 

 す、すごいよなぁ、この人・・・以来ね、

 

きっと、あの人はこうしてくれるはず、と期待どおりの行為を求めてぷんぷんしている自分に会うと、

 

あぁ・・・ちがうわ。と、この究極的な期待感なしの話を思い出すようにしているんです。

 

 

自分にも・・・まったく同じことがいえますね。

 

つい、過去の自分と比較して、きっとここまでわたしはできるはず!もっとうまくできる・・・

なんて期待しているときに限って、ろくなこと起きないですからね(笑) (ほんと期待は働かない)

 

自分に期待しないって・・・意外にむずかしい?・・・でも、究極的に大事なことかもしれません。

 

 

以前・・・「無条件の愛ですよって、よくいうけど・・・いったいどういうこと?」って、意味が解からなくてね、

ずっと考えていたときがあったんです。

 

バシャールの本の中だったか、「期待しないことです」 と書いてあるのをみて、そういうことかぁ・・・

やっとしっくり腑に落ちました。

 

条件付で無いということ・・・条件をなにもつけないということは、

「こうあって欲しい」という期待感をもたないこと。

 

期待感がないと、そこには「愛」がただ在るだけなのでしょう・・・だから、

 

その人がやってくれる行為すべては、「ギフト」でしかないのでしょうね。

 

そう考えると、「なにもないところから うまれてくるものは すべて 愛 」 とも、いえるのかしら・・・?

 

 

 

する必要の無いことをやっているのを感じると、そこに「愛」があるのを感じますね。

 

自分がやることも、どんなへっぴりなことでも、・・・愛からなんだろうなぁ・・・と気づくようになると、

 

自分から出てくるものも、そして、出てくるものの源である自分にも、「いとしさ」がじんわりやってくるようです。