空間に抱かれる

昨日、姉が吉祥寺から「朝カフェ」に足を運んでくれました。

 

その流れで、お昼も「三本松」さんで、一緒にランチをいただいたのですが、

 

「来れてよかったよ。ここに浸れたことで、何か分かった気がする。やっぱりわたしはこっちの方向なんだなって・・・」

 

 姉の中で 何か迷っていたものがあったようです。

 

「わたしね、『みにくいアヒルの子』 の話を思い出すの。どこいっても違うなぁって、本来の場所をさがしてる」

 

 

 ・・・わたしもね 同じことを感じていたよ・・・

 

 

その場所の空気感にやさしく包まれるとき、それは、母鳥に抱かれるのと同じくらい

 

「あぁ・・・もどってきた。ここがわたしの居場所(巣)だったんだ」 と、思い出すことがあるのでしょう。

 

空間はけっして雄弁ではないし、直接触ってくることはないから・・・

 

それだけソフトに、包み込んだ人を癒し、元の気にする・・・肌触り感をのこします。

 

肌感覚の敏感な人は、そのやさしく抱かれる空気感だけで、感じるものがあるのでしょうね。

 

 

 

ダレルさんの手法の中にも、「マザーバード」という、母鳥に抱かれるイメージ瞑想がありますが

 

わたしも お気に入りです。

 

 

 

マザーバード空間は、人それぞれなのでしょうが、誰のカラダにも必要なのかもしれません。

 

どんなに傷ついても、戻る場所さえあれば・・・また、自分を取り戻して飛び立っていけるからなのでしょう。