「rose garden butterfly」の意味

4月は「自己紹介」の季節でもありますね。

 

今までみなさんからいただいたご質問の中で、

 

ちゃんとお話しする機会がなかった事柄を、少しずつご紹介できたらと・・・

 

今月は、自分のことについてちょっとシリーズ化してお届けしようかな、と思ってます。 

 

 

 

質問: 屋号である 「ローズ・ガーデン・バタフライ」 の名前にはどういう意味があるのでしょう?

 

 

 

実は 正直なところ、わたしも未だに分からないのです(笑)

 

それは、わたしが思いを込めてつけた名前ではなく、「降りてきたもの」だから、かな。

 

 

3年前、はじめてスピマに出展する際に、ブース名を何にしようかと考えていて、

 

最初、夢で「トリコロール」・・・というキーワードがきたんですね。

 

なんだろう? きっと、3つの色が組み合わさる感じを象徴しているのだろうと思って、

 

「トリコロール」という喫茶店が銀座にあると知って、実際に足を運んだり・・・

 

そこに行けば何かインスピレーションがもらえるかな?と、まずは行動しますが・・・謎は解けません。

 

 

そんな、スピマエントリーまでぎりぎりに迫った ある朝。 

 

チャネリングコースで一緒だった子からもらった 純度の高い「ローズ・ウォーター」を

 

化粧水代わりにつけていたんです。

 

 

ふと、・・・ん? なんだかこのウォーター、懐かしい香りがするなぁ と。

 

 

どっかで嗅いだ・・・馴染みのいい香り・・・どこでだっけ・・・?

 

 

あぁぁ!「干し芋」のにおいだって、気づきました(笑)

 

 

干した・・・日向ぼっこした、ほのかにあま~い香り。

 

それは、ちっとも高価で、華やかで 気どった感じのものではなくて、

 

そっと自分に寄り添う もっと親しみに満ちた素朴な存在のものでした。

 

 

 

す~っと・・・おばあちゃんとの思い出・・・

 

庭の中央に配され、祖母が毎年咲くのをたのしみにしていた バラが 

 

ふんわりと脳裏に浮かんできます。

 

 

と、同時に どこからか、

 

はじめて聞く、でも 遠い記憶に繋がっているような ちょっとバロック的なBGMも流れてきて・・・

 

 

その音楽のタイトルのように降りてきたのが・・・「rose garden butterfly」でした。

 

 

 

まるで、この3つの言葉をまとってみたら? と やさしくアドバイスされているようで・・・

 

ちょっと長いかなとも思いましたが、よく意味も理解しないまま、

 

ま、一回こっきりでもいいや、と 使わせていただくことにしたのです。

 

 

するとね、

 

「きれいな名前ですね。このブース名に惹かれてきました」 と

 

おっしゃって来店してくださったお客様が いらっしゃったのです。

 

 

とっても上品なマダムでした。

 

 

でも、その上品なイメージとはかけ離れた スカートがめくれるのもお構い無しの 

 

どちらかというと おてんばさんな女の子の映像が上がってきて・・・

 

笑いながら描写して、ご一緒に吹き出しながらの たのしい時間を過ごすことができました。

 

 

あぁ、この名前が こんなステキな出会いを呼んでくださったんだなぁと。

 

名前って、大事なんだなぁと、思ったのを覚えています。

 

 

ですから、あの日以来、

 

ずっと、ずっと、この名前をお守りのように まとわせていただいているんですね。

 

 

 

ずっと後になりますけど、

 

祖母の庭に咲いていた あのバラの品種は いったい・・・? と気になったことがあって、

 

わたしの覚えている面影のバラを追って、ネットで調べてみたときに 目に留まったのが、

 

「マダム・バタフライ」・・・というバラの写真。

 

 

ふんわりしたうすいピンク色の花びら、中心に向かってほんのり黄色い

 

まるで一重まぶたのような、日本的なたたずまい。

 

シンプルながら、自分を持っている・・・バラでした。

 

 

「蝶々夫人」・・・かぁ。

 

ローズ・ガーデン・バタフライ の名前の意味に また、ぐっと近づいた瞬間でもありました。

 

 

 

それでも、ときどき略したくなるときがあって、何かひとつ削ろうとするんですけど、

 

どうやら、三位一体の名前みたいで、どれもわたしにとっては必要なエネルギーのようなんです。

 

 

 

その後も、「バラ」って・・・

 

言葉とか、社交とか、表現、個性、音楽でいうとメロディー、主旋律・・・そういう意味もあるのかな?

 

 

「バタフライ」って・・・

 

変容、予測不能な何か、動きがあるよなぁ・・・でも、わたしにとっては「音楽」もこれかな?

 

 

いや、「ガーデン」こそ、背景的だから、BGMでしょ・・・環境からの祝福も、ガーデンかしら?ん~。

 

 

 

な~んて(笑)

 

この三つの単語が 何を象徴しているんだろう?と、折に触れて解釈をたのしんでいるのです。

 

 

 

3つの色合いも、その時々によって変わるので 面白いなぁと思っています。

 

 

 

オールドローズになったり、黄色のフレッシュなバラになったり・・・

 

黄色の蝶がひらひら飛んでいるかとおもえば、ブルーバタフライ、そして、

 

この世でわたしがいちばん美しいと思っている「ヒメヤママユ」を 象徴していたり・・・

 

庭も、イングリッシュ・ガーデンから 日本庭園、そして、「秋の庭」に、世界観は一変します。

 

 

 

おそらく、最初から意味は定まったものなのではなく、

 

捕まえたと思ったら、するっと逃げていく蝶を追いかけるように、

 

この、ある日降りてきた「3つの言葉が組み合わさった名前」の意味を 

 

一生かけて 追っていくのが、わたしのあそび(ライフワーク)なのかなぁと、今は感じています。