June Cafe Break  Ⅲ

金継ぎした器で・・・「くるみの木」(奈良)
金継ぎした器で・・・「くるみの木」(奈良)

④ インカ帝国、高地の文明・・・胸を弾ませ、山岳地帯を上り下りしているあなたが見えます。いにしえの記憶と繋がる夏。記憶の奥に沈んでいる過去・・・小学校~母親の子宮に住んでいた頃のことをどうぞ思い出してください。あなたの過去を知る身内・友人から、あなたがこの世で既に起こしてきたこと、どんなにあなたという存在から「勇気づけられてきたか」を聴いてくださいね。あなたがあの時居てくれたから「死なずにすんだ」・・・という記憶を持っている子がいますね。ちっとも大げさなことではないのです。大人のわたしたちにとっては造作ないことであっても、子どもの世界にとっては「生死」に関わることだったのですから・・・そういうレポートを今こそ、自分のために集め歩き、自分の体内に深く深く刻んでくださいね。あなたの20年弱の経験が、社会人40年にも劣らないものであることを・・・社会では年数ではなく、何をやってきたかが尊ばれることを、今、知っていてくださいね。原始的なエピソード・単純な武勇伝ほど、あなたが何者であるかを物語っています。自分が何者であるかを知れば知るほど・・・・地に足が着いてきます。落ち着いてきます。目の前にあることに自然に反応していける自分が立ち上がってきますよ。さぁ、この夏は、何も考えず、深い智慧・古い魂をもつ者と交わる旅にわくわくした心でお出かけください♪下半身を動かすこと、そして、一旦、下界とカラダを切り離してポッカリすることは、この秋に向けての最高の準備です。リラッ~クス!・・・自然に帰って、大地から湧き出たおいしいものを食べて、ゆったりお過ごし下さい♪

 

⑤につづきます・・・