~いつも帰る場所~ ハングリー・キャタピラー(飯綱高原)

 

絵本 『はらぺこあおむし』 からとった名前だけあり、

 

 

ここのハンバーガーは多くの地元ファンならず、

遠くからめざしてくるお客さんの胃袋をいつも満たしてくれています。

 

わたしも、はじめてきた際、付け合せの高原レタスのおいしさに感動して、

その日のうちに思わず、「雇ってください!」と、談判してしまったほど (笑)

 

 

それから、娘がこの店の近くの 「お山の幼稚園」 に上がるまでの半年間、勤めたのでした。

辞めてからも、山の住人になってからも、お山の実家のようにずっとずっとお世話に・・・

 

 

夏・秋もさることながら、雪をみながらのカフェは格別で・・・・どんなに貴重な場所だったか・・・・

 

 

残念ながら、昨年あたりから10月末までの営業になったそう。

半年は外国、半年は飯綱高原の生活をしているオーナーとしては、苦渋の選択だったのでしょう。

 

「でもね、楽しみにしていてくれるお客さんがいるから、がんばって開けていたいの」 

と、明るく笑うママさん。

 

 

カフェのもうひとつの魅力は、棚に備えてある蔵書。

 

 

ヨーロッパ各地の別荘やインテリア・・・花やガーデンライフ。

ココにしかない美しい洋書や雑誌を 何冊も何冊もテーブルに積み上げては、

 

コーヒーをすすりつつ、何時間も何時間も 豊かな刻を過ごさせていただいたものです。

 

 

あの時間があったから、今のわたしがいるのだと・・・

 

 

豊かな場所を、わたしたちファンのために今も、開き続けてくださって・・・

ほんとうにありがとうございます。

 

 

おかげで わたしは・・・・今年もこうして帰ってくることが できました。