遅くなりました・・・　７月東京スピマ　ストーリー・エッセンス　Ⅲ

⑤　大物狙いの人、小魚を大量に網で掬う人・・・・いろんな釣り方がありますが、７人の釣り人の中では、あなたがエース。まるで、海の中であなたの竿の前に魚が行列をつくっているかのようにリズムよく竿を振り上げています。「お前がいたから、生きれた」と言うのは船上であなたを育て上げたおじい。あなたが描いた似顔絵を胸に「お前の絵が、好きだ！」とも。粗削りの絵が海の男たちの特徴をよくとらえています。「頭使わずポンポン描いて渡していけな。船の上では何もしなくていい。ただ、描くことしかできないんだから、仕事にしていけ」とも。・・・あれあれ？あなたの乗っている船はどうやら「宝舟」。恵比寿様、大黒様・・・そして、紅一点のあなたは弁天なのでしょう。芸事をつかさどるモノとして乗っていることを、今、思い出して♪

⑥ 　「愛してる・・・！」目を閉じていくあなたの肩を揺さぶりながら、男性が叫ぶシーンからはじまります。マッコウクジラは、あなたの意識。いわれもない中傷のせいではありません、自分に値しない環境から自由になるために目を閉じることを選んだあなたです。海に臨むテラスハウス・・・白い箱はあなたの棺桶。 あなたがいつかふたたび活き活きと泳ぎ回ることを信じて、お世話する人が今のご主人。あなたがパッチリと目を覚まし、自分のやりたいことをたのしそうにしている姿は、彼の夢でもあります。クジラからのメッセージに耳を澄ましてみて。有名になる・・・とは、あなたにとって何か別の意味がありそうです。

⑦　もしも、へるもんじゃなし・・・と、思うのであれば、あなたのふと湧いてくるあたたかい想いを手で触れることで表現してあげてください。「僕なんて・・・」と思っている人にとって、いつも美しくクリアな存在のあなたと繋がれる行為は、あなたと同等であるという証。底の方からの自信と勇気を与えてあげることができます。口からこぼれる言葉よりも、どうやらあなたにとっては手の方が雄弁のよう。今までがんばってきた人にとって、あなたの手がなによりの「ご褒美」なのです。

これで、７月２８日の対面セッション・レポートも、完了です。全部、いいお話でしたぁ・・・・ご馳走様！

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