重陽の節供

プラスのイメージをもった最大陽数が重なるので、とってもめでたい日。菊の花を飾り、その香りで邪気を祓い、菊酒を飲み、菊花にかぶせた綿(きせ綿)の露でからだを拭い、長寿を願います。(室礼三千のお教室にて)
プラスのイメージをもった最大陽数が重なるので、とってもめでたい日。菊の花を飾り、その香りで邪気を祓い、菊酒を飲み、菊花にかぶせた綿(きせ綿)の露でからだを拭い、長寿を願います。(室礼三千のお教室にて)

9月9日は、重陽の節供。

 

別名、菊の節供 です。

 

 

丸いモノは、魂を象徴するとのことで、

 

まあるくまあるく 菊を盛っていきました。

 

 

不思議なもので、10年前に盛ったときよりも、まあるくでき・・・・

 

 

思えば あの頃は、

 

これでいいのかな? とか・・・

 

先生の形を映そうと必死だったり・・・

 

いい作品にしようとか・・・

 

ちがうところに意識があったように思うのだけど・・・・

 

 

今は、ただ 形が放つエネルギーを信じて、 「まあるく・・・まあるく・・・・」

 

そして、「今、生きている方々が、長生きしたいと思える世になりますように・・・」 と、

 

それだけを想いながら 無心で盛っていた感覚。

 

 

気がつくと・・・・その意識が現れた形を 手がつくっていて、

 

同じコトを繰り返しても、螺旋のように少しずつ登っているんだなぁと、

 

知らない間の自分の成長に しみじみできたひとコマになりました。

 

 

その日以来でしょうか。

 

何かまあるいモノが、わたしの周りにたくさん挨拶しにきているのを 感じています。

 

わたしにとっては、先人たちの魂と繋がる ちょうどいい儀式になったのかも しれません・・・。

 

(旧暦の重陽の節供は、今年は、10月13日だそうです)