鼻孔にやさしい紅茶・・・ヌワラエリヤ

 

目をつむり、ていねいに淹れられた紅茶の香りを吸い込むとき・・・・

 

鼻腔全体が その温かい蒸気でふわっと満たされ、

 

わたしのカラダを喜ばす

 

無数の細かい粒子が じんわり細胞の中に吸収されるのを・・・感じます。

 

 

 

紅茶の効能はまだまだ解き明かされていないとのことですが・・・・

 

もともとお薬として飲まれていたモノ・・・ですものね、

 

わたしには、この香りと蒸気の中に

 

紅茶最大のごちそうが含まれているように 感じてなりません(笑)

 

 

 

そういえば・・・先日のあさイチの番組でも、

 

『紅茶は会話意欲つかさどる脳の部分を刺激する飲み物』 と、紹介されていましたね♪

 

わたしもね、ほんとうにそうかもなぁ・・・と。

 

 

 

きのうもね、サブリエさんのTEA ROOMに伺った際、

 

このやわらかい水色と フワラリーな香りの 【ヌワラエリヤ】 を一杯目にいただいたんですね。

 

そうしたら、

 

みなさんカップを口元を近づけた途端・・・・

 

 

 

「紅茶を淹れる人が いちばん仕合わせかなと思うの。この豊かな香りをまず先にいっぱいいただけるでしょ♪」

 

「やっぱり、人に淹れていただいた紅茶が いちばんおいしい(笑)」 などと、

 

ご参加されているマダムの口から、笑顔と一緒に言葉がぽろぽろこぼれてくるんです。

 

 

 

ほ~っと、息をつくときに その息と一緒に自然に出てきちゃう言葉というのがあるのでしょう。

 

ちょっとしたシェアから、会話に華が咲くのを目の当たりにすることができました。

 

 

 

無意識だったんですけどね、自宅サロンでの お茶会や講座でも まずは紅茶を一杯ね・・・と、なってましたね。

 

紅茶は、うまみの凝縮、最後の一滴=『ベスト・ドロップ』 をひとり占めしないで、

 

お客様にまんべんなくシェアできるよう、まわし淹れる・・・という、所作からもイメージがありますが、

 

初対面の方もいらっしゃる輪の中で、自然としゃべりやすくなったり、

 

広がっていったり、人と人とが繋がりやすい飲み物として、お出ししていたのかもしれません。

 

 

 

 一方、珈琲は自分の中に入っていく・・・ひとり内省するときに お供にしたくなる飲み物のような、気がします。

 

どちらも甲乙つけがたく好きですし、大切な時間ですね♪