おせっかい

今朝

家の玄関前の掃き掃除をしているとき

アスファルトの上を一生懸命

歩いているのに遭遇

 

 

あ、あの子だ

玄関横のトネリコの樹の主

 

大きなフンを

ずいぶん転がしてくれていたから

そろそろだとは思っていたんだけど･･

 

時が満ちて

樹から降りて来たんだね

新月も関係あるのかなぁ･･？

 

どこに終着するのか

見届けたくてずっと眺めていると･･

 

 

バサバサッと山鳩が

頭上に飛来

 

 

くっ、目ざとく見つけたか！

 

 

さて、

「どうしたものか･･」

 

 

人間の手で土のところに移動させても

気に入らないとまた道に出てきてしまう

彼らは本能で蛹になるのに適した場所を

自ら察知して動いているから･･

 

 

でも、

わたしがその場を離れたら

すぐさまそのきみどり色の

ぷりっぷりBODYは

空中高く持ち上げられてしまうだろう･･

 

 

『それが自然の摂理』

 

 

でも、

 

 

この子は･･

町内会の２度の殺虫剤散布にも生き残り

もしかしたら、この１っ匹だけかもしれない

我が家で育ったプリプリちゃん

 

無事に蛹になり

卵を産み、できるなら

来年に命を繋いでほしい･･！

 

 

「おせっかいめ･･」

と、自分にため息をつきながらも

散布がされてない庭の草むらへ移動させる

 

 

気に入ってくれたらいいんだけど･･

こればっかりは、本人にとって

よかったのかどうかは

わからない

 

 

ん･･･？

なんかこういう構図

どこかで前にもあったような･･

 

人間たちの蠢きを

愛おしく

ずっとずっと飽きずに

眺めていた時があったような･･？

 

その時も

つい、手を出してしまう･･

どうしようもなく

おせっかいな意識があった気が･･しちゃうんだけど（笑）