チャネリングの導入について④

自分にとってリラックスできる場所からはじめる

 

これまでの①~③のまとめとして言えることは、まず、自分がいちばんお気に入りで安心できる場所を想い出してから、そこに人を招く形ではじめると、スムーズなんじゃないかということなんです。

 

「怖い存在が近づいてきたらどうしよう」という質問に対して、リチャードも、門番をつけるといいです。と言ってた覚えがありますが・・・そういう意味で、「おじいちゃんの家」というのは、絶大な安心感がありますよね。

 

外界からの守りが強いようなイメージがあります。怖い人なんか敷地にすら入ってこれないのです。おじいちゃんが可愛い孫娘が怖がるような存在を通すわけがないのですから・・・(笑)

 

そして、自分の家でないというところも都合がいい点です。

 

「たくさんの人を自分のスペースに入れて、のりこさんはどうリセットしているのですか?」

という質問もよく聞かれることのひとつですが・・・

 

イメージの中とはいえ「おじいちゃんの家」で人と会っていたので、セッションが終わればおじいちゃんにバイバイって言って、自分の家に帰ってくればいいので、場所を離れるだけでOK♪

 

実際には、つむっていた目を開けるだけで、今の世界に戻って来れます。この場所の切り替えがいい感じでわたしを護っていてくれていたんじゃないかなって。当時はそこまでちゃんと意識していたわけではなかったんですけど・・・きっと、無意識の中で「おじいちゃんの家」で人を迎えるセッションの仕方は・・・

 

「安心感のある場所」

「まず自分がくつろぐ」

「うれしい・感謝から人を迎える」

「無邪気になんでも感じたことを伝える」

「終わったらさらっとリセット」・・・という、

 

セッションに必要な要素と流れを、自然に網羅した枠組みが創られていたのでしょう。

  

もちろん、既にご自分にとってやりやすいやり方を掴んでる方は、ふ~んそんなやり方もあるのかぁ、とサラッと流して、ご自分のやり方を磨いていってくださいね。

 

娘から言わせると・・・どうやらわたしの導入は遅いみたいで(笑)

 

「ママのチャネリングは遅いんだよね。ママが目をつむっている間、みんな待ってるんだよ」って言われちゃったことがあるくらい・・・(笑)そんなこと言われてもねぇ、みんなそれぞれのスタイルがありますから(人は人、自分は自分ですから気にしない、気にしない)

 

ですから、決してわたしのやり方が一番優れているわけではないのですが・・・中には、わたしのように自分が一番ほっとするストーリーの中に身を沈めるところから、瞑想状態(チャネリング状態)にはいっていくやり方が合う方も・・・いらっしゃるかもしれません。

 

そして、最初のうちはマネたり、いろいろ試して、自分用にアレンジしていくのが楽しいと思います。だいじょうぶ、やっていくうちに自分なりのやり方に落ち着いてくるときがきますから・・・

 

だいたい、この「おじいちゃんの家」というのも、モデルはがっつり、リチャードでしたしね。言ってみれば、わたしだけのおじいちゃんではなく、みんなのおじいちゃん。「超越した父性の象徴」として出てきている場所なんだと思うのです。(だから、このビジョンが気に入った方はガンガン使ってくださいね)

 

・・・いずれにしても、

いちばん自分がリラックスできて、自分が無邪気に出せる場所だったらいいんだと思うんです♪

 

あなたの田舎のおばあちゃんのリアルな家だったり、小さいころ遊んだ鎮守の森、遠くまで見渡せるいい風が吹く丘の上、澄んだ湖畔にあるベンチ・・・

 

こころ広がって、安心できる場所・守られている世界観を想い出して浸って、まず自分が癒されたところから、そこに人を招いてお話を展開させていく・・・

 

こころ広がるビジョンは、自然に呼吸もゆったりさせてくれるでしょう。

こころ落ち着いたら・・・準備がととのったことです。(チューニングできたことなんです)

 

その中で、自分が感じたことをただそのままお話していきましょう。

人の話にただ耳を傾けるのも・・・チャネリングです♪

 

この記事を読まれた方にとって、何らかのヒントになったら、嬉しいです。

 

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