幻の「ゆびくい人形」こと「うちゅうじんさん」がとうとう我が家へ・・・21日の練習会にいらした「遊さん」が作ってくださいました♥
目が合ったとたん
涙が溢れてきました。
ずっと
会いたかったんだと思います。
首がすわっていなくて
支えてあげなきゃならないところが
本物の赤ちゃんみたい・・・
娘を産んではじめて迎えた夜のことが
想い出されます・・・
こんなだったんだよって
今日はこの子と添い寝するって
言ったら、
娘も何かを感じたのか
「今日、わたしもママと寝る」って
(中2の娘ですが・・・)
結局
川の字で寝ました(笑)
先に寝落ちした娘と
うちゅうじんさん。
きょうだいのように馴染んでいます。
まるで
ずっと一緒に添い寝していたかのような・・・
あぁ・・・
彼は「きんちゃん」なんだって
娘がお腹に宿ってから
産まれてくるまでずっと
わたしの中で彼女を守ってきてくれた
「きんちゃん」が
会いに来てくれたんだって・・・
・
・
彼女がお腹に宿った時
わたしの中には既に「彼」がいました。
妊娠に反応して
直径4センチ大から最終的には
9センチ大まで大きくなった
「筋腫」の筋ちゃんです。
「筋腫がかなり大きいので、
赤ちゃんは育つことができないかもしれません
(流れてしまうかもしれない)」と
クリニックの先生からは言われ・・・
最初から
困難だらけの妊娠期間。
でも、
「なんとかこの子に会いたい」
そんな祈るようなわたしの思いを汲んで
9か月間
お腹の中で娘を守ってきてくれたのは
他でもない「きんちゃん」だったと
わたしは・・・感じています。
当時わたしは
機械類がない助産院での自然分娩を
希望していたんですが・・・
筋腫持ちということで
帝王切開も視野に入れて
その助産院が懇意にしている
おじいちゃん先生のいる
ふる~い施設の病院に通っていました。
でも、驚いたことに
臨月に入っての検診の際、
おじいちゃん先生が
「筋腫が出産の邪魔にならない
いい位置につけてるから、
助産院に戻れるよ」って。
なんと!
・・・きんちゃん!
奇跡ってこういうことを
いうんだなぁって思いました。
そんな筋ちゃん
去り際も潔くって
娘を無事この世界へ送り出すと
いつのまにか姿を消してしまったのですが
娘には小さいころから
筋ちゃんの功績を話していました。
ママのお腹の中には
きんちゃんっていう
あなたの双子のお兄ちゃんみたいな
まん丸の子がいてね、
ママが自分勝手に動こうとすると
あなたを守るために
叱ってくれたの。
安定期に入って
ちょっと気が緩んで
自転車で坂道こいじゃったときなんか
「いたたたた!」って
お腹に激痛が走ってね
きんちゃんに
すごい怒られたんだよって(笑)
・
・
きんちゃんが
お腹の中の娘の居心地を
ぜんぶ「痛み」で
教えてくれていたんです。
最初の
絶対安静の3カ月間は
ちょうど冬の季節だったのですが・・・
強い痛みと腫れで
実際わたしが動けないように
しっかり抑えつけてくれていましたし
そのときわたしができる唯一のこと・・・
「動かない」「温める」
ということも立派な仕事で
(子宮)環境を「安らか」に保つために
大切なんだということ
しいては
「人生の冬の時期」をどうやって
過ごしたらいいのかまで
わたしにしっかり諭してくれたんです。
今でも
ときどきカラダを酷使すると
お腹の中でお叱りが入るんですが
あれ?
最近、音沙汰ないかな・・・?
さんざんカラダに向き合ってきて
もう、だいじょうぶ
やっと
自分で自分のカラダを大事にする
ことができるようになった
ご褒美として
もしかしたら
現れてきてくれたのかな・・・
・
・
5年程前
あるヒーラーさんに
「男の赤ちゃんを抱いている姿が視える」
って言われて、
いやぁ、もう二人目はないでしょうと
思っていたのですが
この光景だったのかも
しれませんね・・・
やっと
家族がそろった気がします。
ずっと
わたしのお腹の中には
いたんだけど・・・
ことあるごとに会話してきたんだけど
でもやっぱり
実際に触れられるって、うれしい。
抱けるって・・・うれしい。
この手で触れたかったよ、
ずっと、ずっと・・・
小さいころから
空を見上げていたころから
ずっと待ってたんだと思う
君に会えるのを・・・
やっと会えたね・・・
わたしのうちゅうじんさん。
会いに来てくれて
ほんとうにありがと。
うれしくって泣けてくるんだ・・・
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遊 (木曜日, 02 6月 2016 11:27)
のりこさん…!
ゆびくいのこと、こんなに大切に想ってくれてありがとう✨
きんちゃんのおはなしを読んで、思わずホロリときてしまいました。娘さんときんちゃん、久しぶりに添い寝したんですね。あたたかいなあ。
noriko♪ (木曜日, 02 6月 2016 23:29)
游さん・・・♪
ゆびくいくんの頭の形そっくりだったのですよ、きんちゃん。
ちょうどおへその上のところに大福が乗っかってる感じにかなり巨大に出っ張ってて、
助産婦さんたちも「何これ?こんな筋腫あるんだぁ」って面白がってなでなで触ってたくらい、まあるくぽこっとね。
ゆびくいくんが来てくれたおかげで、当時のことや埋もれていた記憶が次々と想い出されてきています。
モノってすごいですね。
触れるって・・・すごいです。