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「きらめき」を残す・・・「メディチ家の至宝展」

4年前にはじめて一人で伺った時と同じく、「瑠璃茉莉」の花が迎えてくれました。この季節だったんですね・・・今年も美しいです。(六本木Reino)
4年前にはじめて一人で伺った時と同じく、「瑠璃茉莉」の花が迎えてくれました。この季節だったんですね・・・今年も美しいです。(六本木Reino)

 

一息入れて・・・

といわんばかり

Yさんからお誘いがあり

 

 

6月28日

東京都庭園美術館での

「メディチ家の至宝」展に

行ってきました。

 

 

真珠のアクセサリーを

まとっていくと

ドレスコード割引というのがあって

 

 

いいアイディアだなって

思います。

 

 

雨をふくんだ

しっとりとした庭園

 

 

宮家の建物にしっくりと馴染む

上品な至宝の数々・・・

 

 

小さいものの中に

こめられた細心の心に

向きあうことができて

 

 

不思議なほど

こころが癒されます。

 

 

16世紀・17世紀

ルネッサンス期のフィレンツェの風に

吹かれてきました・・・

 

 

最高の審美眼で集められた

極小のコレクション・・・

 

 

【古代カメオ】

前1世紀から

こんな技術があったのか・・・

 

 

天然石に細工された

技術の高さ

 

 

 自然物と

人の手のコラボレーションは

いつまで観ていても飽きません。

 

 

こういう小さく美しいものに

 目を凝らすとき・・・

 

 

レコードの針を

そっと

盤にランディングするように

こころが定まります。

 

 

鑑賞後、

目黒駅周辺もたくさん

カフェが並んでいるけれど・・・

 

 

Reinoさんに行きたくなって

久しぶりに六本木へ

 

 

お腹のすいたわたしたちの

お目当ては

【スパイシーツナサンド】

 

 

今、わたしの胃が

唯一受け入れてくれる

透きとおったコーヒー。

 

 

そして、なにより

そこでの

目と目を合わせた語らいが

ご馳走に・・・

 

 

「遊び=余裕」

と語るYさんのあり方に

 

 

あぁ・・・ここもと

「余裕」がない生活をしていたなと

1か月を振り返ります・・・

 

 

6月は

雨の季節だったこともあり

カタツムリのようなわたしは

こっそりだけど

カラダがよく回って・・・

 

 

気がつけば

3つのイベント、レッスンなどで

50人を超える方々と

濃い触れ合いを持っていました。

 

 

これは

わたしにとっては

とても多い数・・・

 

 

おひとりおひとり

素晴らしい「きらめき」の結晶

なのに、その希少な出逢いを

綺麗なガラスケースに

並べる心の余裕がなくって・・・

(遊べていなかったなぁって)

 

 

Yさんもわたしと同じ

普段は

おひとり様行動がお好きな方

 

 

そんな中ふと思い立って

わたしにまで

声をかけてくださったのは

お気持ちに「余裕」があったから・・・

 

 

のりこさん、息抜きしましょ

もっと遊びましょって・・♪

何かを察知してね・・・

 

 

彼女のように

「余裕」がなければ

人や万物と存分にまぐわうことは

できませんよね・・・♪

 

 

メディチ家のお宝も

隆盛を誇った最も財力に

「余裕」があった時代だからこそ

じっくりと選ばれたものが

丁寧に集められ・・・

 

 

そして、最後の所有者のこころに

大きな「余裕」があったからこそ

流れていくことなく

ひとつの博物館に寄贈されて・・・

 

 

こんなにも

後世のわたしたちのこころまで

振るわせるものが

最高の状態で残せている・・・

 

 

「余裕」があるということは

偉大ですね

 

 

文化を守り

そのときの「きらめき」や「気づき」を

美しく残すこともできる・・・

 

 

すべて「遊び心」

大きな「余裕の心」が

成せる業で・・・

 

 

もしも、それが

「豊かさ」というものならば

7月のこころには

 

 

大きな余白をとって

わたしなりの

「最高の遊び」に興じていこうと

思います

 

 

Yさんのおかげですね・・・

大事なことを

思い出させていただきました。

 

 

遊び心あるお誘いに

こころから感謝します・・・!