今秋は
人と丁寧に会う機会を
いただいているんだなと感じています
それも素敵な方ばかりで
困ってしまうほど・・・(笑)
きのう上野でお会いした方も
誰もが一瞬で恋に落ちてしまうほど
素敵な笑顔の持ち主だったんですが・・・
降りてきた物語も
それはそれは心に残るものでした。
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フランスのある街の
何十人ものスタッフを抱える
由緒あるレストランの厨房に
イギリスからきた小柄な女性が
ひとり飛び込んできたことで
縦社会・四角ばった世界が
平たい・丸み帯びた世界に
変っていくというお話。
休憩の時間(お茶の時間)に
彼女がホール型のアップルパイや
ミートパイを焼いて切り分けたことから
店全体が「家族」になっていく様子が
描かれていました。
最初、この異端の存在に
反感を持っていた人たちも
そのパイを一口食べただけで・・・
彼女は自分たちを大きく包み込んでくれる
(敵ではなく、守ってくれる)
存在だということ・・・
まるで「おばあちゃん」のような存在なのだということが
分かってしまうのです。
「家族になる」というのは
自分の役割の意味を知り、
誇りをもつということ・・・
人のポジションの奪取ではなく
今、自分が受け持っているパートを鳴らすことだけに
集中することの大切さを
彼女の「在り方」そのもので
現してくれた物語でした。
彼女は左足が棒のような義足なんですが
動き回れない分
その場にただ立つことが得意で
細工菓子に対する集中力は
神がかるものがありました。
次第に
より彼女が集中して作業に没頭できるよう
高いところのものは背の高い者が
離れたところのものは素早く動ける者が
彼女の足りないところを自然と
できる者、もっている者が補う世界になっていきます
極端に無い部分を持っている者が
その場に一人入ることで
自分の持ち場が明らかに見えてくる・・・
やがて、
周りの勧めもあって彼女は
細工菓子のコンクールに出場するのですが
ちゃんとトロフィーを
持ち帰ってくるんですね
彼女の名声が
店の格をさらに上げることになっていくのです・・・
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これまで星の数ほど
美しい物語を降ろしてきましたが、
一つとして
同じ物語はありません。
60分以上のチャネリングセッションになると
なかなかの大河ドラマも観えてきますので
わたしのこころも踊ります♥
※10月企画90分セッションはおかげさまでご予約満了となりました♪
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