『サーラ・ホペア』の
ヴィンテージグラス
お名前もはじめて
耳にしたし
商業的な価値は
分からないのだけれども・・・
ただ、奇麗だなぁ・・・
こんな緑色のグラスが
窓辺にあったら
どんなにか癒されるだろう・・・って
ちょっと前
ユキ・パリスさんの本の中で
見かけた緑色のグラスも
たしか
こんな色味だったなぁ・・・と
魅かれていたら
スタッフの方から
「藻色ですよね・・・」って
「藻色・・・!」
たしかにって(笑)
あぁ、わたしは
水の中で揺れるグリーン色に
魅かれていたんだなぁ・・と
気づきました。
・
・
お店にあった4脚のうち
2脚だけ・・・
思い切って
お家に連れて帰ろうと
スタッフの方と選んでいたんです
吹きガラスなので
一点一点色味も厚みも微妙に違っていて
どれも、いい・・・
う~ん・・・と思っていたところに
うしろからやわらかく声をかけられて
振り向くと、皆川明さんが
にこやかにお辞儀されていました。
・・・え?え?
すごくびっくりしたのだけれど
せっかくなので
「皆川さん個人でしたら、どれを選ばれますか?」
とお見立てしてもらうことに・笑
『このこは形がちょっといびつで
個性がありますよね』
『ここの足のラインが
奇麗に出ていますね』
あぁ・・・やっぱり
この方は、整ったものよりも
どこか・・・
そのものにしか宿っていない部分に
美しさを見られるのだなぁと
少し腰を落として
モノに目線を合わし
実際に手で触れて・・・
自分だったらと
真剣に選んでくださるその横顔に
あたたかな空気を感じながら
このタイミングで
「会いたいな」と思っていた方に
実際にお会いできた幸運を
カラダに沁みこませていました。
・
・
最近、
「憧れの人」と直に触れ合う機会が
多いのです
お昼に会った友人とも
ちょうどそのような話で
盛り上がっていたところだったのですが・・・
その方・・・
「憧れの人」と同じ層にいる自分を
ただ認めるだけなのかもしれません
そして
「好きなもの」に手を伸ばしていくと・・・
「好きな人」にも出逢える仕組みに
この世界は自然になっているのだなぁと・・・。
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