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しあわせな『物々交換』・・カップボードが「アートギャッベ」に!

『赤いアート・ギャッベ』・・・32㎝角の小さなギャッベなので、絵のように壁に配してみたところピッタリ!傍を通るたびに、目が喜びます。
『赤いアート・ギャッベ』・・・32㎝角の小さなギャッベなので、絵のように壁に配してみたところピッタリ!傍を通るたびに、目が喜びます。

 

 

善光寺通りに【松葉屋家具店】さんという

老舗の家具屋さんがあります

 

 

そのお店はほんとにセンスが良くて

素敵なお店で・・・

 

 

家具好きなわたしは

転勤で長野に住んでいた頃、

 

 

ふらっと立ち寄っては

ストーブの前でお茶を頂いたり・・・

 

 

家具だけでなく、

好きなモノについて話に花を咲かせたり・・・

 

 

憩いの場所というか・・・

わたしにとっては

ちょっと特別な場所になっていたんです

 

 

アンティークのカップボード。本を飾る棚としても、最適でした♪
アンティークのカップボード。本を飾る棚としても、最適でした♪

 

 

ある日、その松葉屋さんで

美しく塗り直されたイギリス製の

アンティークのカップボードと目があったんです

 

 

以来、この子と一緒に住み始めて14年・・・

 

 

4回もの引っ越しを共にして・・・

その間、何百回もの

模様替えにもつきあってくれて・・・

 

 

あるときは、本棚に

あるときは飾り棚に・・・

 

 

食器棚としてだけでなく 

わたしたちの目をいつも楽しませてくれた

懐深い家具。

 

 

もう、家具というより

暮らしを共にした住人だったんだよね・・・

 

 

でも、役目を終えたというか

この度、お里帰りすることになって

 

 

こんなにこころが嬉しくなる

「手放し方」はなかったなぁと思う

 

 

だって、引き取り手が

あなたを送り出してくれた実家だったんですもの。

 

 

松葉屋家具店の奥さんである  滝澤佳子さんとは、  「よっこー、のっこー」と呼ぶ間柄。
松葉屋家具店の奥さんである 滝澤佳子さんとは、 「よっこー、のっこー」と呼ぶ間柄。

 

 

一か月前・・・

長年愛用してきたこのカップボードを

手放すことを決心したとき

 

 

「もし、要らなくなったらいつでも引き取るから」

と、言ってくれたことを思い出して・・・

 

 

でも、当時は長野に住んでいたから

取りに来てもらうこともたやすかったけど

今は、東京だしな・・・と思いつつ

 

 

ダメもとで一度相談してみようと

思い切って電話してみたんです。

 

 

忙しい時期だから、通じるかな?と

思っていたところ・・・

 

 

「松葉屋家具店、滝澤です」って

彼女が出てね・・・

 

 

思わず、「よっこ?」って聞いたら

「のっこなの?」って返ってきた!

 

 

そう・・・

 

 

わたしのことを

「のっこ」と呼んでくれるのは

この世界に彼女しかいない!

   

 

アンティークのカップボード。飾り棚として・・・。
アンティークのカップボード。飾り棚として・・・。

 

 

長野では

こころを深く通わせた「友人」が

何人かいるのだけど・・・

 

 

その中でも彼女はどちらかというと・・・

「きょうだい」に近い人

 

 

だってね、

 

 

まさに、このカップボードを

当時、わたしが住んでいた飯綱高原の山小屋に

車で運んできてくれた時に彼女が・・・

 

 

「ねぇ、ここからの眺め

フィンランドの森みたいじゃない?

 

 

わたしたち、この景色

一緒に見ていた頃があったよね」って・・・!

 

 

一瞬びっくりしたけど

「そうだねぇ・・・一緒にいたね」って(笑)

 

 

もうね、そこからの景色が

そのようにしか見えなくなっちゃったことを

覚えてる・・・

 

 

今でさえ、

『過去世story』なるものを

降ろしているわたしだけれど・・・(笑)

 

 

彼女の透きとおった感性に

わたしの方がインスパイアされたんだよ

  

 

よっこは、

そういう豊かな感性を

わたしに想い出させてくれた人・・・なんです

 

 

 

 

今回も、

長野を離れてから何年もたつのに

つい昨日まで長野にいたかのような気分になって

 

 

あの時と同じように

話しちゃったよね・・・

 

 

そして、ダメもとで相談した

「家具の引き取り」のお話だったんだけど・・・

 

 

GW明けに引き取り便を

手配してくれることになったんです。

 

 

出発前の「カップボード」です♪  今までたくさんの美しい思い出をありがとうね・・ 撫でながら(ふきふきしながら)、お支度の準備をしました。
出発前の「カップボード」です♪ 今までたくさんの美しい思い出をありがとうね・・ 撫でながら(ふきふきしながら)、お支度の準備をしました。

 

 

家具の手放し方は

いろいろあるけれど・・・

 

 

メルカリで出そうかな?

近くの古道具屋さんに引き取ってもらおうかな?

友人に譲ろうかな?

 

 

わたしも、いっぱい考えたけど・・・

まだ使えるとはいえ、

天板の塗りはところどころ剥げてきているし・・・

 

 

このままでは行った先でただの古い家具として

隅に追いやられてしまうかもしれないし

うまく使ってもらえないかもしれない・・・

 

 

いちばんいいのは、この子の価値を

わかってくれるところにお戻しして

リペアするところはリペアしてもらってから

 

 

また、新しい持ち主のところへ

渡っていってくれたら・・・って。

 

 

だから、「松葉屋さん」に引き取るよって

言ってもらった時は、嬉しかったなぁ

ほっとしたっていうか・・・

 

 

ほんとうに、嬉しかった・・・

 

 

やっぱりね、

ここまで大きな家具になると

もう、家の住人なんだよね(笑)

 

 

手放すというのは

お嫁にいくような気分になるから

 

 

でも、その嫁ぎ先が

この子をもともと育んで

あたたかく送り出してくれた

「実家」のような場所だったら・・・

 

 

こんなに、

しあわせなことはないよね

 

 

お金の問題じゃなくって、

気持ちの問題になっちゃうんだよね・・・

 

 

一つ前の家(浦和の家)での、カップボード。西日からからだを張ってわたしたちに木陰をつくってくれた・・・。ほんとうにいつもわたしたちの傍で、わたしたちの暮らしを支えてくれた存在です。いままでたくさんの思い出をありがとう。
一つ前の家(浦和の家)での、カップボード。西日からからだを張ってわたしたちに木陰をつくってくれた・・・。ほんとうにいつもわたしたちの傍で、わたしたちの暮らしを支えてくれた存在です。いままでたくさんの思い出をありがとう。

  

 

そういうわけだったから・・・

 

 

引き取り便の手配や

わたしの気持ちを穏やかに

してくれただけで、ありがたくって

 

 

それ以上なにもいらなかったし、

無事送り出せただけで

胸をなでおろしていたんだけど・・・

 

 

無事長野に到着したよという連絡にそえて

 

 

「素敵な家具をお返しくださったお礼♪

ほんとに気持ちなんだけど

32㎝角位のちいさなギャッベを

一枚差し上げたいと思って・・・せっかくだから

選んでもらいたいから何枚か写真送ります」

 

 

というメッセージをもらったときは・・・

 

 

「ええええ~!いいのー?」

ミニギャッベ

めちゃくちゃ嬉しいんですけど~って!

 

 

 

 

わたし

ほんと、モノ好きなんだなぁって・・・

 

 

一生、こんな素敵な「物々交換」で生きていけたら

しあわせなんだけどなぁ・・・って

 

 

ううん、もしかしたら

この世界は、すでに・・・

 

 

【自分が持っているもの】と

【人が持っているもの】の交換で満ちている

 

 

まあるい世界なのかも・・・しれません。

 

 

赤いアート・ギャッベ。お尻に引いちゃうのもったいないくらいの、美しさです♪ すでに椅子には敷いてあるので、今回は壁に飾りました♪絵のように目を楽しませてくれます。
赤いアート・ギャッベ。お尻に引いちゃうのもったいないくらいの、美しさです♪ すでに椅子には敷いてあるので、今回は壁に飾りました♪絵のように目を楽しませてくれます。

 

 

わたしの家に合うようにと

彼女が選抜してくれたギャッベたちは

 

 

どれも可愛くって・・

もう、選ぶのがたいへんだった!

 

 

でも、赤い子が

やっぱり魅かれるなぁってお願いしたら、

この子が先日、届いたんです。

 

 

 

 

ミニギャッベはすでに3枚

白いギャッベ、黄色いギャッベ、赤いギャッベと

松葉屋さんで求めていてね・・・

 

 

これまでの子はもちろん

それぞれ椅子に敷いて

ご機嫌に使っているのだけど・・・

 

 

(ギャッベって、

冬は暖かく、夏は涼しいので

一年中使えるのです♪)

 

 

新しく来た赤い子は

すごくバランスがきれいだったから

壁に飾るのはどうだろうと・・・

 

 

そういえば・・・

最近、「絵」を飾りたいと思ってたの

 

 

それも「赤系のアート」を飾りたいなって

お店が開きだしたら

アートギャラリーに観に行こうと

ちょうど思っていたところだったから・・・

 

 

このめぐり合わせに

胸がトクトク・・・いったよね

 

 

玄関にしようか・・・

廊下にしようか・・・

kitchenに飾ろうか・・・

 

 

いずれにしても

いつも目に留まるような場所に飾って

こころを弾ませていたいと思ってます

 

 

今回は、写真のように

廊下に飾ることにしましたが・・・

 

 

これからも家の模様替えのpicに 

いろんな場所で映り込んでくると思います

おたのしみに・・・♪

6月6日(日)まで、松葉屋が選んだ春から夏のギャッベ展開催中です。

写真クリックで、松葉屋家具店さんのサイトへ飛びます♪ いつも素敵なご案内状が届くんです。
写真クリックで、松葉屋家具店さんのサイトへ飛びます♪ いつも素敵なご案内状が届くんです。

 

 

2021年5月22日~6月6日まで

松葉屋が選んだ春から夏のギャッベ展

~大地と空、火と草色のじゅうたん~

が、開催されています

 

 

わたしの家にあるギャッベたちも

ぜんぶ、松葉屋さんで出逢ったものなんです↓

 

 

アートギャッベが敷かれたクローゼット部屋。はじめてのギャッベは、このパレットのような色とりどりの子。このギャッベが家に来た時から、たくさんの色を使えるようになったんです。
アートギャッベが敷かれたクローゼット部屋。はじめてのギャッベは、このパレットのような色とりどりの子。このギャッベが家に来た時から、たくさんの色を使えるようになったんです。
和室にも合う、アートギャッベ。大地色のこげ茶とザクロの模様が、どっしりとグランディングさせてくれます。
和室にも合う、アートギャッベ。大地色のこげ茶とザクロの模様が、どっしりとグランディングさせてくれます。
我が家のあるギャッベの中で、いちばん高価なものですが・・・この黄金色のギャッベは、我が家に「実り」を運んでくれました。
我が家のあるギャッベの中で、いちばん高価なものですが・・・この黄金色のギャッベは、我が家に「実り」を運んでくれました。

 

 

この豊かな色は

すべて天然からとれる草木染で

 

 

何ケ月もかけて織られるギャッベは

ほんとうにアートのように

美しい・・・

 

 

お近くの方は、

ぜひ一度、「松葉屋家具店」さんへ

足を運ばれてみてはいかがでしょう

 

 

ただ見に行くだけでも

だいじょうぶです♪

 

 

ご来店できない方は、下の写真から

【おうちでギャッベ展web】をご覧になって♪

 

 

みんな名前がついていて

ほんとうにかわいい・・・

 

 

(わたしは、今

その中でも、緑色のギャッベに

こころ惹かれています・・・笑)

 

 

もう、観ているだけで癒されますし

この子が我が家に来たら

どんなライフスタイルになるだろうと・・・

 

 

想いを馳せるだけで胸が広がります

どうぞ、お家時間の目の保養に・・・↓

 

 

写真クリックで、「おうちでギャッベ展web」のページへ飛びます♪
写真クリックで、「おうちでギャッベ展web」のページへ飛びます♪

 

【松葉屋家具店】サイト

https://www.matubaya-kagu.com/

『赤いアート・ギャッベ』・・・32㎝角の小さなギャッベなので、絵のように壁に配してみたところピッタリ!(何気にあれからまた模様替えをしています。いちばん上の写真との違いをお楽しみください・笑)
『赤いアート・ギャッベ』・・・32㎝角の小さなギャッベなので、絵のように壁に配してみたところピッタリ!(何気にあれからまた模様替えをしています。いちばん上の写真との違いをお楽しみください・笑)