透けて視える自分・・・人の方がよく見えている。
「まるで、~のようだ」という表現の仕方って、ありますよね。わたしは、この「まるで」からはじまる様相やたとえ方が、その人のチャネリングでの表現の特徴なんだと思っています。
以前の記事でご紹介した・・・わたしを「京都のちいさな山寺の尼さん」のようだと言ってくださったKさんは、今のわたしの小さな家の佇まいや、最近のわたしの振る舞いや様子を傍からご覧になっていて、ふと透けてくるわたし像を、そのままお話してくださったんだと思っているんですね。
その方も「過去世」がお好きだから、「過去世ではね・・・」というふうにお話してくださったけれど、「のりこさんは、まるで・・・たとえば京都のような場所の山の上にあるちいさなお寺にいらっしゃる、尼さんのようね」って、今のわたしを「たとえて」表現してくださったに過ぎないんだとわたしは思っています。
以前、個人レッスンを受けてくださった方の中に、「芸能人」に例えることが上手い方がいらっしゃいました。わたしを「谷村美月さん」に似ていると、言ってくださったんです。
わたしはそのときその女優さんを知らなくて、その場で検索して「あ、この方か!」って認識したんですけど、あとからその女優さんのことを調べていくと、グラビアのようなお仕事もされていて・・・一見、地味だけど、要望によっては大胆な演技もされるプロ意識の高い方なのかな、という印象を持ちました。しばらく、その方の髪形を真似たりして、その方の影響を受けたりしていたんです♪
もちろん、「芸能人」に例えてくださった方は、そこまで感じて「谷村美月さんに似ていますね」と言ったわけではないと思うのですが、たとえ話って「似ている」も含むのですよ。そして、その解釈は、その人本人に委ねていいのです。
実はね、山寺の尼さんに例えてくださったKさんも、「瀬戸内寂聴さんのよう」ともイメージをおっしゃってくださっていたんです。とても「寂聴さんのようだ」と言われたなんて恐れ多いので、ブログ記事には書きませんでしたけど、そのあと、お亡くなりになったニュースが流れてきて、その繋がりにちょっとびっくりしました。
ちょうどそのころ・・「わたし、80歳までお仕事できるかなぁ」なんて、考えていたもので。そんなとき「寂聴さん99歳で死去」という速報と一緒に、人前で声を張って元気に講和をされている2017年頃の寂聴さんのお姿の映像がニュースで流れてきて・・・
まるで寂聴さんに「自分のやりたいことをやり切って、周りに助けられながらも自分のペースでぽくぽく生きていたら、80歳どころか96歳まで元気にお仕事できるわよ!」って、言っていただいたような気がしてね・・・(泣)今、わたしが一番欲しかったメッセージがこういう形で降りてくるんだと、こころが震えたんですよね。
ですから・・・、
「○○さんに似ているわね」という一言だったとしても、その人物像や関連記事からもらえる情報、メッセージは莫大だったりします。そこには長々話す「物語」以上に ”大切な情報” を目の前の方に渡している可能性がありますから、もしも、ちらっとでも浮かんできた「人物名」や「似ているもの」「イメージ」があったなら、セッションではそれをそのまま渡してあげてくださいね。それが、その方にとってのいちばんの情報なのです。
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