”純度の高い世界”で生きていきたい･･･。

 

12月1日に、浦和へ一年に一回の乳腺専門医の検診に行ってきました。浦和に住んでいた頃になりますが、婦人科の検診で引っかかって以来、紹介されて定期的に通っている場所です。

 

わたしの右胸には石灰化した影が映っていて、その影が大きくなっていないかどうかのチェックをしているのですが･･･毎回ドキドキします。

 

「どうだったかな？この一年間、わたしは自分のカラダに無理をさせずに健やかに生きれただろうか」･･･”いかにストレスをためずに生きれたか” を測る･･･まるで、1年間の暮らし方の「通信簿」を受け取るような瞬間だからです（笑）

 

今年の判定は･･･おかげさまで「優」でした。「こう外科クリニック」の洪先生は、いつもまっすぐわたしの目を見つめて、マンモグラフィの映像だけでなく、触診やエコーも使ってあらゆる角度から取りこぼしがないよう丁寧に丁寧に診察してくださるのですが･･･「増えていないね。ずっと変化がないから今度来るのは2年後でいいよ」と言ってくださったんです。

 

ほっとしたと同時に、2年も先生にお会いできないなんて寂しいな･･･とも思いました。そのくらい先生のところに来ると安心できたし、受付の人もやさしくてこの病院に通うこと自体が好きだったから。思わず「どうか先生、2年後もお元気でいてください。そしてまたわたしを診てください」と、口からこぼれそうになりました。

 

いつもこの病院からの帰り道は、この世界のすべてに感謝したくなるような胸の広がりを感じます。そして、せっかくの浦和訪問ですもの･･･住んでいた頃のライフワークをなぞるように、映画を観たり、伊勢丹の行きつけの店を廻ったりと、その日も散策を楽しんでいました。

 

するとね、キラキラした雫のような透き通ったアクセサリー群と出逢ったのですよ･･･。ビーカーやガラスのティーポットをつくっているメーカー「HARIO（ハリオ）」さんの催事ブースでした。

 

ちょうど初日だったそうで、お品が美しくディスプレイされていたんですが、その中でも上記の「ロゼ」という名前のピアスと目があったとき･･･なんだか透き通った粒が「おじいちゃん先生（洪先生）の瞳のようだなぁ」と思ったんです。

 

あぁ、これは･･･「これからの2年間も純度高く、健やかに生きよう！」と空を見上げながら決意したこの日の、とてもいい記念になるなぁと感じられて･･･この子を連れ帰ってきました。実は決めるまでには散々迷ったんですけどね、どれも可愛くてね･･･（笑）

 

アクセサリーを自分のために買ったのはほんとうに久しぶりです。あらためて、女性にとって「アクセサリー」って大切なモノなんだなぁ･･･って思いました。身に着けると気分がきゅきゅって上がるからです！

 

以来、ほんとうに気に入って毎日つけています。透き通った純度の高いアクセサリーを毎日纏えるって、日々に張り合いが出ることなんだなぁとも感じている今日この頃です。

 

自分で使っていいなぁと思うと、すぐ紹介したくなっちゃうわたしなので･･･急遽、クリスマス企画としてやろうと思っていたオンラインお茶会の「プレゼント」にお付けしちゃおうと、思いつきました♪

 

近々、「クリスマスお茶会」のご案内をさせていただくので、どうぞお楽しみに･･･♪

 

 

さっそくね、室町にあるカフェと併設している「HARIO」さんのお店に伺ってきたんです。催事での品ぞろえとはちがって、可愛いお品がいっぱいで選ぶのがた～いへん（笑）

 

その中でも、職場でもつけやすいとお店で一番人気の「ピアス（イヤリング）」や「ネックレス」。そして、アクセサリーは普段つけないという方のために、お茶時間の気分を上げるグッズ「ガラスのティーポット」や「カップ&ソーサー」など･･･。みなさんが今、いちばんこころときめくモノを選んでいただけたらと思って、見繕ってきました♪

 

今のところね、12月24日（金）の11:00～15:00（4時間）を予定しています♪･･･お値段はプレゼント込みで8,800円。･･･ほとんどお品代が占めていますが（笑）クリスマス企画ですので、どうか受け取ってください♪

 

お仕事の関係で平日が難しい方は、「新年のお茶会」として、1月16日（日）も予定していますので、年が明けてからの方がゆっくり参加できるんだけどなぁという方は、ぜひ、1月の日程をご活用くださいね♪（プレゼント付きではないので、おそらく5,500円で盛りだくさんの企画になりそうです。）

 

 

専門医も職人さんも、純度の高いお仕事なのだろうなぁと･･･今回のことで感じたんですよね。

 

洪先生おひとりで、朝から晩まで乳腺に特化して患者さんを診ていらっしゃるのだと思うのですが･･･決してこなす感じにはならなくって、飽きたりすることもなく、お一人お一人真摯に向き合って診てらっしゃるのを感じるんです。

 

･･･肌がつやつやしていらっしゃいましたから。自分の役目を知って、純度高くそのお役目に集中している方のエネルギーです。専門家、職人さんのエネルギー･･･きっと、耐熱ガラスからアクセサリーを生み出すHARIOの職人さんたちと、その点が重なったのかなと思っています。

 

HARIOさんのスタッフの方が、「もしも割れたりしたら、ぜひお持ちくださいね。まったく同じものにはならないのですが、できる限り修理いたしますので」と言ってくださったときは、感動しました。

 

わたしはどこかで･･･

”壊れても直せる”･･･そういうシステムのある世界の住人になれたらと、ずっと探していたように思うからです。

 

20代の頃、わたしは宝石が付いた指輪をアスファルトに落として欠けさせてしまったことがあります。ちょっとの欠けなのに、その指輪の価値すべてが失われてしまったかのような、取り返しのつかない経験をしました。

 

割れても価値を失わない･･･それはすごいこと。「耐熱ガラス」という純度の高い素材だからこその復元力なのだとはおもうのですが、そんな夢のような世界が目の前に広がっていることを実感して、眩しかったのだと思います。

 

カラダも、モノも、一度壊れたら価値が失われるのではなく、何度でも復元、できるかぎり直す（治す）ことのできる「メンテナンス可能なシステムを持っている世界観」。そんな世界の中で生きられたら、どんなにか満ち足りた安心感の中で、自分を試していけるでしょう。

 

モノも自分のカラダも、日々、思い切って使っていきたい･･･。そんな安心感のある世界が、わたしは好きです。