九州は
日本人みんなにとっての「実家」
のようだと思うところがあります。
誰の記憶にも通じるような
あたたかな記憶の故郷・・・
この土地には
人々が大地と繋がってきた記憶と
人同士のあたたかな交流の記憶が
あります
わたしは九州に足をつけるたびに
なぜか・・「帰ってきたなぁ」と
思うのです
そんな大切な記憶を
思い起すことができた
貴重な滞在でした。
未来工房さんがモデルハウスを兼ねて
解放してらっしゃる
この素敵な会場で
わたしは13人もの方々と
2日間にわたり、
思い存分、「個人セッション」を
させていただきました・・・♪
もうね、素晴らしかった!
素晴らしかったんです
こころもカラダも健やかになる
こんな空間に
わたしたちをいざなってくれて・・・
道子せんせいには
ありがとうでいっぱいです!
大きく息が吸える
こんな環境が「日常」に満ちていたら
どんなにしあわせだろうと
福岡から戻ってきてから
あらためて自分の周りの環境について
思いを巡らせています
ストーブの火が『ごちそう』の暮らし
このギャラリーには
薪ストーブが入っていて・・ね
長野の
いいづな高原に住んでいた時のことが
・・・想い出されたんです♪
10年前、転勤で訪れた土地での
宝物のような記憶です・・・
当時、借りて住んだ山の家にも
オーナーの趣味で薪ストーブがあって
それはそれは
素敵な体験ができたのです
薪ストーブというと
ちょっと大変そう?と
思うかもしれませんが・・・
今の薪ストーブは
素人のわたしでも
すぐ火がつくようにできているので
意外にも快適そのものなんですよ。
それは
毎日、手料理をつくるような
手作りの「火」をつくる暮らしで
不便というよりは
あえて手間をかけて火を熾す・・・
ストーブをつけるという所作は
買ってきてすましちゃうのではなく
手を動かして
ていねいに料理をつくる感覚に
似ているかなぁと、思うんです。
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だいたい11月までには
1シーズン分の薪を用意して
横に積んでしまうので
あとは毎日くべていくだけですし、
灯油を入れるストーブよりも
薪をくべるストーブの方が
家全体がほかほかになり
カラダの芯まであったまります
なにより
火の揺らぎを見る暮らしは
ほんとうに豊かで・・・
癒されるものでした。
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人が訪ねて来てくれる時は
いつもより多めに薪をくべたり
香りのいい
リンゴの木にしようとか・・・
考えたり・・・
ストーブの火が
ご馳走なのです。
何もないけど・・・
あったまっていってくださいと
お茶を淹れるように
薪をくべるのです
わたしはその寒い国独特の
温かな文化を
懐かしく思っています
わざわざ遠くまで
訪ねて来てくれた人に対しての
おもてなし・・・
暮らしそのものに
価値があるような毎日・・・
そうだったなぁ
わたしは、いつか・・・
そのような「美しい暮らし」に
もう一度戻っていけたらと
どこかで思っていたかも・・しれません。
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