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【悲報】憧れの桜が、今春限り・・・!

2023年3月28日撮影、今年最後となる一本桜(世田谷、千歳船橋)
2023年3月28日撮影、今年最後となる一本桜(世田谷、千歳船橋)

 

 

あぁ、胸が張り裂けそう・・・

 

 

わたしが憧れていた

このような樹になりたいと心から思った

一本桜が・・・

 

 

今季限りで切られてしまう・・・!

 

 

こんなに美しいのに

こんなに健やかなのに

 

 

こんなに人々を励ましているのに

こんなに・・・こんなに・・・!

 

 

もう、悲しみが止まらない

もう、どうにもならないのか!

 

 

3月24日(金)【悲報】を受けたときに撮影していた桜。ちょっと異様な空模様で、わたしの心を表わしているかのよう。
3月24日(金)【悲報】を受けたときに撮影していた桜。ちょっと異様な空模様で、わたしの心を表わしているかのよう。

 

 

先週の金曜日・・・

 

 

お天気はイマイチだったけれど 

満開になった桜を見上げて

うきうきと写真におさめていたら・・・

 

 

解体工事をしていたおじさんが

樹の下から出てらして・・・

 

 

「今年が最後だからね、

いっぱい写真撮っておくといいよ」と。

 

 

え?

ええええええーーーー!!!

 

 

そうなんですか?

そんなことって、そんなことって・・・!

もう、頭の中が真っ白に・・・

 

 

 

 

たしかに・・・相続があって

地主さんがここ一帯の土地を手放したようで

 

 

昨年から

隣接していたビルが解体されて

母屋もとうとう解体されて・・・

 

 

どんどん更地になっていくのを

眺めてはいたのだけど・・・

 

 

能天気なわたしは

きっとこの桜は千歳船橋の宝だから

残して頂けたんだろう・・・と。

 

 

なんて、

甘いのだろう・・・

 

 

きっと道行く人は

ずいぶん前から分かっていたんだと思うけれど

わたしは・・・

 

 

来年も、再来年も

ずっと傍にいてもらえるものと

信じて疑わなかった。

 

 

なんて、馬鹿なんだ・・・

 

 

どうしようもない・・・

こればっかりは、

 

 

でも、でも、

こんなに美しいあり方の樹は

どこを探してもないのに・・・

 

 

もう、二度とこの姿に会えなくなるなんて!

 

 

2023年3月28日(火)月と一本桜(世田谷、千歳船橋)
2023年3月28日(火)月と一本桜(世田谷、千歳船橋)

 

 

まさに【悲報】

わたしにとって、

こんな悲しい知らせはない・・・

 

 

星読みカウンセラーのAYUKAさんが

牡羊座新月(3月22日)は

もう引き返せない、もう戻れない、という

卒業式のような悲しみに襲われると

言っていたけれど・・・

 

 

わたしにとっては

この桜との別れだったとは・・・

 

 

大好きだった恩師と

二度と会えなくなるような・・・

引き裂かれるような、この想い

 

 

失恋よりも

心が痛い、切なすぎる!

 

 

どうにもならないのか?

どうにもならない・・・どうにもならない・・・

 

 

時代も、町も、人も

移り変わっていく・・・だけど

 

 

なんて無力なんだ、

どうにもならないことが悔しくて

心も顔もクシャクシャになる・・・

 

 

昨年の新緑の季節の桜の姿。(千歳船橋)
昨年の新緑の季節の桜の姿。(千歳船橋)

 

 

ここ、千歳船橋に越してきて

ちょうど5年・・・

 

 

駅に向かうとき必ず通るこの道に

その大樹はありました

 

 

春は、桜の花びらを降らせ

新緑の季節は、若葉の息吹を放ち

 

 

秋は、虹色の葉を降らせて

冬は、枝をつややかに光らせ

真っ青な空に顔を向けさせる・・・

 

 

いつもあなたの下を通るとき

守られているエネルギーを感じていました

 

 

コロナ禍においてでさえ

あなたの下を通るときは

マスクをはずして、

 

 

あなたから放たれる息吹を吸い込んでは

生き返っていたのです・・・

 

 

きっと、わたしだけでなく

この道を通る、すべての人や生き物が

 

 

あなたを見上げ、

あなたから放たれるエネルギーに

癒されていたに違いない・・・

 

 

まだ寒い時期、朝日に照らされて枝がつややかに光っている光景に心惹かれて撮った一枚。冬の桜も好きでした。
まだ寒い時期、朝日に照らされて枝がつややかに光っている光景に心惹かれて撮った一枚。冬の桜も好きでした。

 

 

駅へ急ぐ人々を

「行ってらっしゃい」と送り出し

 

 

電車から降り家路につく人々を

「おかえりなさい」と労い・・・

 

 

あなたの下を通るたび

頭をそっと撫でてもらうような

そんな大きなエネルギーに包まれて

 

 

「よし、今日もがんばろう!」

「あぁ、帰ってきたな」って

 

 

うつむいていた顔も

ふっと上を向く・・・

 

 

この町が好きだなぁ

ここに住めて幸せだなぁと

思っていたに違いないのです・・・

 

 

 

 

目をつむると

あなたと過ごした日々の光景が浮かんでくる

 

 

わたしの心のシャッターが

とらえたあなたの雄姿は

永遠にわたしのここにある・・・

 

 

大きな存在と

繋がりたくなったなら・・・

 

 

これからは、あなたを想い出す

あなたと繋がる

 

 

あなたのように

頭をそっと撫でる、やさしく見守る存在に

わたしが、なろうと思う

 

 

あなたがわたしを

愛してくれたように・・・

 

 

 

 

ありがとう・・・

 

 

あなたに会えて

ほんとうにわたしはしあわせでした。

  

 

【再投稿】あなたのようになりたい。(2021年5月2日投稿)

駅までの道は何本かあるけれど・・・あなたの下を通って送り出されたくて、この道を通ります。桜の季節も見事でしたが、新緑の季節も雄大で、空にのびやかに幹を放つ姿に胸が膨らみます。忙しい日々をおくる都会人の守護神のような一本桜。こんなに野性味のある桜の樹は見たことがないのです。あなたがいる街はだいじょうぶ・・・そんな気がしてくるから素敵です【千歳船橋】
駅までの道は何本かあるけれど・・・あなたの下を通って送り出されたくて、この道を通ります。桜の季節も見事でしたが、新緑の季節も雄大で、空にのびやかに幹を放つ姿に胸が膨らみます。忙しい日々をおくる都会人の守護神のような一本桜。こんなに野性味のある桜の樹は見たことがないのです。あなたがいる街はだいじょうぶ・・・そんな気がしてくるから素敵です【千歳船橋】

 

 

わたしには、

憧れの存在があります

 

 

駅までの道に立つ

『一本桜の樹』です

 

 

この樹の下を通るとき

ほんとうに健やかなオーラに

包まれるような気がするのです

 

 

雨上がりの今朝も・・・

あなたの下にくるとマスクを外して

 

 

あなたから放たれる、

目には見えない瑞々しい粒々を

胸いっぱいに吸い込みました・・・

 

 

あぁ・・なんて気持ちがいいんだろう

あなたの傍を通るだけで

元気になるのです

 

 

 

 

これだけの幹を広げるのに

どれだけの根っこが

土の中で広がっているのでしょう

 

 

空をのびやかに舞う

あなたの見事な姿を見るたびに

あなたが下に生やしてきた年月と深さを感じます

 

 

 

 

あなたのようになりたい・・・

 

 

春は、花吹雪を・・・

初夏は、新緑のみずみずしさを・・・

 

 

道行くすべての人々に分け隔てなく

祝福とエールを放つ・・・

あなたのような存在になれたらと

 

 

あなたの姿が

わたしの人生の道上に見えてくるたびに

わたしは憧れてしまうのですよ・・・

 

 

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コメント: 2
  • #1

    サリー (土曜日, 01 4月 2023 07:56)

    残ることを祈っています。

    ただ、
    逆も真なり・・・
    ”自分の運命を知っていた桜は
    逢っておきたい人を呼んでいた”

  • #2

    noriko♪ (土曜日, 01 4月 2023 17:17)

    サリーさん♪

    ありがとうございます。
    そうだとしたら、嬉しいです。
    美しいメッセージ・・・心に沁みます。