【メルカリはじめました④】ジャンルごとに文化が違う。歴訪の旅へ

ジャンルごとに文化が違う。歴訪の旅へ

→③からのつづきです・・・どうしたら売れるか作戦を練るのは一種のゲームのよう。こんなに楽しい活動があったんだって!一個売れるとほんとうに自信になって、じゃ、これは売れるかな?これはどうかな?って、どんどん違うジャンルに手を出していくことに・・・。この未知のジャンルに飛び込んでいく感じも、冒険心が刺激されてドキドキ、わくわく!

 

なんだかね、ヨーロッパ歴訪じゃないですけど、隣同士の国でもまったく「文化や言語」が違うように、ジャンルごとに文化が違うのですよ。そこが興味深かったです。

 

たとえば、「本の国」では、10円でも安ければ売れるんです。あくまで商品の状態は二の次で、どんなに新品・未使用に近いものでも値段が高ければ売れない。「商品説明」などはバーコードを読み取れば同じ文言になるので、値段で勝負というか「最安値」をつけないと見向きもされない世界でした。

 

これに対して「服の国」では、未使用品は強いです。ほんとうに状態がよければほとんど定価と変わらなくても買ってくれる文化があると思います。一方、使用回数が多くボロボロでも安ければちゃんと売れる世界で、使用頻度と値段のバランスがいいものが売れる印象。ただ、服にはバーコードがついてないので「商品説明」をぜんぶ自分で書かなくてはならないところが大変です。この世界にはじめて入った時はここの部分でかなり苦戦。試行錯誤するうちにけっこう鍛えられました♪

 

「食器の国」を覗いたときには、その文化(価値観)に驚かされましたね。あるフランスのブランドの食器のマーケットで、割れていても、取っ手が取れていても8千円!という値段がついていたんです。「金継ぎにいかがでしょう」と書かれていて、まじか!割れてても需要がある世界があるのか!と目ん玉剝きましたよ。

 

わたし、このブランドのカップを人からいただいて持っていて、そのときから「あ、これ実はお高いブランドなんだよなぁ」とは思っていたんですけど日常でガンガン使っていました。若干欠けはあったものの割れていても取引のある世界です。試しに出してみることに!まず市場価格を調べて、ほかの人の出品も散々調べてみて、わたしとしては高めにつけるよう頑張って、はじめての1万円を超える出品となったんですけど、即、売れました!うわぁ、ほんとうに売れるんだなぁって。

 

※わたしとしては高めに設定した・・・というのは、それまでわたし、最安値ばかりつけて「売れた、売れた!」って喜んでいたんですけど、娘から「ちゃんと高くつけなきゃだめだよ。それじゃあママの努力と釣り合わないじゃん」って言われて・・・笑(さすがです。ハートセンターに色ついている人は、ハートが強い!)。そんな娘と違ってハートセンターが真っ白なわたしは、モノの値段をつけたりするのがとにかく苦手、つい弱腰になってしまう。でもそれは儲ける気がないと言いつつ、高い値段をつける勇気がないだけじゃんと気づかされて・・・思い切ってつけてみたわけです。(ときどき娘からいい感じに「勇気」を注入してもらってます・笑)

 

でも、今から考えてもいい値段だったと思います。調べて調べて、よし!この値段!と、わたしの中の天秤がちょうど釣り合う一点の値段をつけると、ほんとうにピタッと売れるんです。気持ちいいなぁって♪

 

それからは、高い値段をつけることにビビることなく、そのものの価値に見合う一点を見つけることに集中出来るようになりました。

 

次に入国した「精密機器の国」では、この感覚がいかんなく発揮されたと思っています。そして、ほんとうに国ごとに文化が違うこと、そしてその国の言語といういうものがあることを学ぶのです。

 

苦手な世界でも、その国の言語を一生懸命学んで意思疎通をはかれば、ちゃんと受け入れてもらえる。

「メルカリ教室」に行った際、壁に「家に眠っているものはありませんか?カメラとか・・・」という張り紙があって、あ、あるある、娘が1年しか使っていなかった「一眼レフカメラ」がそういえばと。

 

でも、もともと「精密機器の国」は、わたしにとっては一番遠い国でしたからね、まずは手始めに小さなものから・・プリンターを買い替えたことで使わなくなった「インク」を出品してみることに。

 

まずはリサーチ。同じ種類のインクがいくらで取引されているかを調べます。ふむふむ。そして、商品説明欄で必ず触れている文言があることに気が付くんです。推奨使用期限とな?なんだそれ?って感じなのですが、どうも賞味期限のような「使っても害はないのだけど、あとは自己責任ね」という期限が設けられているようなのです。早速箱の裏を調べてみると、お~!ほんとうだ書いてある。あちゃ、残念ながら切れています。でも、これをちゃんと明記して出してみると、食べてもおなかを壊さないことをちゃんと知っている人たちが、即、買ってくださるんですよ。

 

この「精密機器の国」では、インク専門とか、カメラ専門とか、それに特化した市場があって、転売ヤーの方が多くいらっしゃる国だということも知りました。一般の人よりもそういう人たちが安く仕入れるための市場としてメルカリがある。転売ヤーというとちょっと怖そうですけど、わたしは意外に彼らに買っていただいたとき、嬉しかったです。

 

彼らはこの世界に長く住んでいる目の長けた人たちで、機種のちょっとした違いも見抜きます。このシリーズでこの値段なら買い!この使用頻度でこの値段なら安い!とかの判断がほんとうに早いんですね。一番の大物、カメラを出品する際、どの機種がいくらで売れているか、商品説明欄に何を書いているか、相当調べました。

 

インクを出品する際、まとめて買ってもらうつもりで出しても「バラ売り不可」と書いておかないとどんどん「黒だけください」とか言われてコメント欄が荒れているのも見てきたので、ちゃんとその国の言語を学んでから大物出品へ。

 

そして、満を持して値段をつけて出したときに・・・、一瞬で売れたのですよ!

 

わたしが出品したカメラは、彼らの目に留まって、この値段以上の価値がある!とみなされたから買われたわけで。予想どうり購入者のサイトにはわたしのカメラがまもなく出品されて、傷もなくとてもきれいで、新品に近いとも書かれていて・・・なんだか自分のことのように嬉しかったなぁ。

 

素人の方が買うよりも、このような専門の方にまずは買っていただき、ちゃんと動くか精査してもらってから欲しい人の元へ渡された方が安心だしこのカメラも喜ぶだろうなぁって。精密機械の分野では、ほんとうに使ってくださる方の元へ渡るまでに、こういうワンクッションが入ってもいいんだなぁって思ったんです。

 

どうしても取引したいとき、人はちゃんと学ぼうとするものなのですね。そして、まったくわからない国でも、一から文化や言語を学べば、ちゃんと意思疎通ができて受け入れてもらえる・・・。なんか、なんというか、嬉しかったです。少しの間でもこの国に滞在出来て、ほんとうに勉強になったんです。

 

この夏は、行ったことのない国を歴訪できた気分になれて、ほんとうに楽しかった!そして、これはほんの一部で、まだわたしが知らない国が世の中には星の数ほどあるんだろうなぁって。

 

これは人から聞いて覗いてみたのですけど、実際に「ラップの芯10本セット」とか(こどもの夏休みの自由課題用らしい)、「家の庭に生えている”シダの葉”を箱一杯でいくら」(花材用)とか。ええ~!こんな取引もあるのか、結局なんでもありなのか!という世界が広がっていて・・・世界は果てしないなぁって思いました(笑)

 

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あなたがずっとずっと閉じていたその心の目が開かれて、ちゃんと見出すものを見出していけるように。こうかああか頭の中で考えて、なんかその目の前のものに向き合えない、なんかそれではなくて、何か行動であれ、関係であれ、ちゃんとその目の前の状況にいつもわたしの助けと癒しがあること。だから見えるものに惑わされず、しっかりと生きてある真の神である天のお父さんの愛の道しるべの中で、こんな場所に行くとは思わなかった、こんな選択肢があるとは知らなかった、この状況にもあなたがしっかりと結び合っていけるように、わたしはわたしの知恵を、その戦略、その助けを、あなたに十分に与えていますと主は言われます。(7月の預言より)

 

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